■日時/会場
2009年10月31日(土) 13:00〜19:00/駒場キャンパス 生協食堂
■企画概要
東京大学のキャリアサポートグループ、OB組織の三四郎会、そして学生幹事団の東大ドリームネット。三者が連携して押し進める「知の創造的摩擦プロジェクト」。東大卒業生と現役東大生との交流を通じて学生に「自分にとってより価値のある人生とは?」「時代の先頭に立つ人材とは?」といった問題を考えるきっかけを提供する目的で5年前に始まったこの「交流会」というイベントも、今回で第9回を迎えました。
今回の交流会では、当団体の運営するイベント史上過去最大規模の卒業生・学生が駒場キャンパスに一同に会し「夢中になれるものはありますか?」というキャッチフレーズのもと、様々な熱い意見交換を行いました。
■企画内容
13:00〜 イントロダクション 挨拶
・東京大学理事・副学長
小島憲道様
・卒業生(三四郎会)
石川善樹様
・東大ドリームネット第9回交流会統括
富永和晴
13:30〜 第1部 グループディスカッション(40分×3、40分×1)
第1部はグループディスカッションです。多くの学生は卒業生のメッセージが 載った事前配布冊子『交流会ハンドブック』を読み、話を聞いてみたい卒業生のもとへ と向かいました。なお、卒業生の方々には「仕事にかける想い」という切り口から7つの グループ(下表記載)に分かれて頂きました。
ディスカッションとは言え、何かの争点を議論するようなものと違い、 卒業生の方々の「なぜこの職業を選んだか」「どんな学生時代だったか」 「仕事のやりがいは」といった体験に対して人生観を交わしあうものです。
一回目から三回目までのディスカッションでは卒業生2〜3名に対し学生4〜6名程度の 規模で行い、より多くの価値観に触れてもらうことを目的としています。 議論の進行役は学生が行いました。これに対し四回目のディスカッションでは、 卒業生1名と学生2名程度の規模で行い、より密度の濃い交流が生まれることを目的と しました。
テーブルテーマ
①人を助ける
②世の中に発信する
③日本をより良くする
④社会の潤滑油になる
⑤生活を豊かにする
⑥イノベーションを巻き起こす
⑦興味を追求する
17:00〜 クロージング
挨拶
・三四郎会会長
赤池敦史様
17:30〜19:00 第2部 懇親会
第2部では駒場キャンパス生協食堂の1階に移動し、立食形式の懇談会を行いました。 第1部では聞くことができなかった、よりプライベートな質問などを卒業生にする学生や、 第1部では話しきれなかった卒業生・話せなかった卒業生のもとへと向かう意欲的な学生も多く見受けられました。
また、東大ドリームネットが主催する「東大卒業生と語る会」事後企画の企画広報ブースも設けられ、 環境・教育・国際・・・といった7つの分野に特化してもっと卒業生と交流がしたい!という学生で混雑している様子でした。
■参加人数
学生:275名、卒業生:124名
■主催
東京大学・東大ドリームネット・東京大学三四郎会