■日時/会場
2012 年6月16日(土)13:00~19:00/本郷キャンパス御殿下ジムナジアム
■概要
学生の主体的なキャリア選択を標榜する「知の創造的摩擦プロジェクト」、 その主要なイベントである交流会が、第14回目の開催を迎えました。コンセプトは「将来について悩んだり考えたりしている学生が、卒業生とのグループディスカッションなどを通じて、自分の譲れないものが何なのかを考えること。そして、この会をきっかけとして、学生が残りの大学生活において何か有意義な行動を起こすこと。」です。
■内容
12:30〜 卒業生への挨拶
・東京大学理事
武藤芳照氏
13:00〜 オープニング挨拶
・卒業生(三四郎会)
津田夏樹様
・東大ドリームネット第14回交流会統括
山鹿諒
13:30〜16:35 第1部
第1部のグループディスカッションは学生が
「今打ち込んでいるもの」、卒業生が「学生時代に打ち込んでいたもの」を発表する機会を設けました。今打ち込んでるものは!という一見ポジティブなテーマでも、本当にそれで満足してるのか、他にやりたいことはないのか聞いて、危機感を煽る目的です。
次に、その危機感を持った状態で、卒業生の働く目的というものを聞きました。成し遂げたい物がある場合は、学生時代から行動を起こさなければいけないという気持ちを抱かせる目的です。
そして最後に、学生が働く目的を考え、発表する場を設けました。何故そう考えたのか、卒業生から厳しい指摘を頂き、危機感と行動への気概を持ち帰ってもらいました。
16:40〜 クロージング挨拶
・卒業生(三四郎会)
中澤亮様
17:30〜19:00 第2部 懇談会
第2部では、立食の懇談会を90分間行いました。その90分を前半後半に分け、
① 「話したい」「聞きたい」など学生のニーズに分けた懇談会学生の興味分野で分けた懇談会としました。学生が自分の居場所を見つけやすい、学生が自分でブースを選ぶということで、卒業生と話す内的動機が高まるという意図からです。
18:25〜 クロージング挨拶
・三四郎会会長
湯浅智之様
・東大ドリームネット 第8期代表
辻井燿
また、卒業生と学生の関わりを深めるための試みとして、「過去取り組み紹介」と、「アポイントメントシート」を準備しました。
「過去取り組み紹介」…これまでの交流会をきっかけに出来た、学生と卒業生の間の関係の例を展示しました。学生に、「卒業生とこのような関係になれるのか」と思ってもらうための仕掛けです。
「アポイントメントシート」…自分のプロフィール、会いたい卒業生の名前、話したい事、いつ会いたいかなどを書く紙です。これにより事後の関係へと結びつくのを容易にしました。
「投票箱を用いたセッティング」…「この日に集まれる人は箱に名前と連絡先を入れて下さい!」という箱を、学生のフェーズごとに分かれたゾーンや興味分野のブースに仕掛けました。
■主催
東京大学・東大ドリームネット・東京大学三四郎会