【12月20日開催】”UTokyo International Event” MUSE参加レポート

グループダイアログ3

 このダイアログのテーマは「ジェンダー」でした。多国籍で年齢層も様々なグループのメンバーがこのテーマについてどう考えているのか、とても興味深かったです。

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 まずは、各自が理想の家族像を語りました。救命の問いから打って変わって未来に関する希望的なトークテーマになり、メンバーのウキウキした表情が印象的でした。

 そこからスウェーデン出身のメンバーが母国の育児休暇システムの話をすると、ワークライフバランスの話になりました。スウェーデンでは父母に育児休暇期間が平等に割り振られており、約80%の男性が育児休暇を取得するそうです。

日本の状況を聞かれ、男性の取得率が非常に低い現状とそれに疑問を抱く僕の意見を伝えると、どうすれば状況は変わるのかという議論が始まりました。聞けば、スウェーデンでも2,30年前までは男性の取得率は非常に低かったそうです。法整備と意識改革が相互に影響し合って進み、大きな変化に至りました。
ここで日本での問題に翻り、そもそもジェンダーの問題に向けられる意識が薄いのではないかという話になりました。現状への満足や引け目等から議論を避ける男性と、しばしばそれを追いつめ議論から遠ざけるようなスタンスをとってしまう女性。程度の差こそあれ、双方に改善の余地があるのではないでしょうか。
国籍・年齢に加えて性別が生む多様性にも目がいく非常に興味深いダイアログでした。ここで、尽きぬ話が盛り上がったまま終了時刻に。

 

グループダイアログ4

 最後はラップアップの時間です。対話の中で印象深かった話をグループ内でシェアし、最後にそれを全体に向けて発表する形で行われました。同じ問いから始まっても他のグループでは全く異なるテーマの対話が行われていて面白かったです。例えばグループダイアログ2で「死」や「生きる意味」に焦点を当てたグループの話はとても刺激的でした。